「考える力が身につく社会学入門」読了
これ。
- 作者: 浅野智彦
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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非常に読みやすかった。ものすごく噛み砕いて説明している印象を受けた。立場も中立的で何かをとても持ち上げているということはない(ただしAmazonのコメントにもあるようにベーシックインカムだけは持ち上げすぎ)。
ただ、入門書ということもあって議論がほとんどなされていない。自分は「古きよき」なんて言葉が非常に嫌いで、どうしても片方の立場で読んでしまいがちなので、やはり両方の考え方に反対意見が欲しいとは思った。
あとグラフの見方には気をつけないといけないなということも感じた。ほとんどのグラフは説明のためにちょろっと載っているだけなので詳しい数値の意味などは説明されていない(本当は自分で調べるべきなんだろうけど)ので、単純に数値やグラフを見ただけでそういえるのかな、と思う部分は多々あるはず。
就活マニュアルとかよりこういう一歩二歩離れた視点で書かれているものが読みたかったので個人的には満足。おすすめできると思う。